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関ケ原燃ゆ!読み終わりました~。
軍事に対しては大局が読めない、人を信じすぎる三成。
作中では"文官で算盤勘定が得意なので、平和なときには大活躍できる人物"と吉継が評価してたので、ちょっと救われた感がありました(^^;
一度関ケ原での戦で一度の勝利で浮かれてしまい、他人の意見も聞かず暴走する三成。
そして暴走が続き、三成、豊臣家を心配する吉継の辣言も聞き入れず軍から遠ざけてしまう始末。
ああああああああ~。
なんか読んでて悲しくなって来ましたよw
その後、三河での戦で敗走する際に鉄砲で打たれ重傷を負ってしまい、療養のために一線を退く。
その後信繁(幸村)と吉継の視点になって、話が進んでいくのですが…。
5巻ラストで(大望のw)三成ツンデレ発覚wwwww
キタ━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!
ツンデレでない三成なんて認められない!!!!!w(←なにそれ)
今後の作戦のため、信繁が真田の忍集を使ったり、自らが赴いていたりしていたのだけど、
もう自分ではすることがなくて、三成の看病をしていたということがあったのですが…。
信繁「それにしても何故この出丸に御出になさったのですか」
三成「それは聞くな!」
突然怒りだす三成に、さらに困る信繁。突然吉継が、笑い出した。
吉継「礼を言うのは詫びを入れるよりも難しいか。まったく、ぬしらしいな。」
三「言うな!」
吉「怪我の見舞いに来てくれた者が、一人しかいなかったのが、随分と、こたえたらしい」
三「よせと申すに!」
(略)
吉「たった一人だけ見舞ってくれた者へ、どうにかして恩を返したいという気分らしい」
信「は?」
吉「まあ、信じられぬだろうが、惜しいことにこの男、根っからの照れ屋で、義理堅い善人なのだ。(略)」
吉継の冗談を聞き、三成は不機嫌に黙り込む。
信繁にはその様子が、なぜかとてもかわいく思えてしまった。
信繁 私:「か、かわいい…(*´Д`*)ハァハァ」
信繁は最初は三成のことを「助けてあげたいけど好きにはなれない」といってたのに、かわいいと思わせてしまったw
ツンデレ強し!!!w
つか、いつの間に吉継と三成は仲直りしたのかなぁ…?
この会話の前の段階で、高台院(ねね)が福島正則と加藤清正を三成の城、佐和山城に呼び茶室に通した。
そこには質素な城内、そして茶室。「これが私腹を肥やしたヤツの城か…?」と疑問を持つ。
あり得ない、そんなはずはない…。と戸惑う二人。
もともと正則、清正となど豊臣の家老たちに三成が嫌われた理由が、朝鮮出兵後の禄配分の際(正則らの)戦の武功をなかったことにして、禄を分配させず自分(三成)の懐に入れたと思われていたからなんだけど、
そこに高台院が"殿(秀吉)を止められなかったのは自分のせいだから、せめて食料を届けようとしていた。しかし、天候や敵方に沈められたりして思う程届かなかった"と当時のことを話す。
当時からのわだかまりが解けて清正に「佐吉に、会いたくなりました」と言わせる。
しかーし、もう出立した後で会うことは出来ない。
当人同士で分かりあえる機会がないというのが切なかったです…!(´;ω;`)
とまぁ、読み終わっての興奮は冷め切らずですが。
最初はこんな表現の三成で読み進められるか心配だってけど、吉継、信繁の活躍、特に三成のツンデレ(しつこい)に救われましたよ、ほんとw
最終的にはこの戦を仕掛けたこの3人は死んでしまうので、爽快なエンディングというわけにはいかないのですが、とても面白かったので良かったです。
また忘れたころにでも読み返そうっと~!
次は『新・真田戦記』だ~!!
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ゲームは専らPRG。
小説、マンガも好き。
まあ、…オタクなのかなw